2007年10月18日

ガリレオ(テレビ)

を見ました。

ブログ初体験中の僕なんですが、当然トラックバックされるのも初体験なので前の『探偵ガリレオ』へのトラックバックにプチ感動しまして、行ってまいりました。

naotoの一人暮らし(仮)様。http://sakuranamiki2.blog64.fc2.com/blog-entry-590.html

んで、見るとテレビ版の感想見ると、かなり面白そうだったので友達が録画してたビデオ(保存用らしい)を借りて見てみたのです。

ちなみにこの友達はとても優しいので『マジ返してよ?マジで!』と快く貸してくれました。

まず、全編見ての率直な感想…







柴咲コウ可愛くね?いや…やばくね?

と言う極めて文学的で崇高な感想。僕の知性の高さが伺えます。

つか、やばいっしょ。



あの人あんな可愛い感じでしたっけ?

『オレンジデイズ』の彼女はちと苦手な印象だったけど、今回は可愛かったすね。

あ、書きながら気づいたけど今回、黒髪ですね。それデカいね。つか可愛くね?



んで、ここからは下世話でどうでもいい話。(読み飛ばし可)

作品面の感想です。原作にはなかった新要素を中心に話させてもらいます。



まず唐沢寿明が凄く狂気じみてていいすね。

確か原作ではあそこまでエキセントリックなキャラではなかったはずです。

恐らく『善人が義侠心に駆られて』という柴咲コウや品川祐が最初に抱いていた人物像に近かったのではないでしょうか?違ったかな。

圧巻は実験成功後の福山雅治の人物考察。

『42回の殺人未遂があったんだ』

『この殺人を行ったのは恐ろしく執念深く残酷な人物だ』

記憶を頼りに書いてるので微妙に違うかと思いますが、概ねこのような趣旨の台詞があったはずです。

この犯人像こそが第一話のストーリーの最大の新要素かと。

んで、どうしてこういう風になったんだろう?と考えてみたら、ふと思ったことがありました。



それは『探偵ガリレオ』シリーズのドラマ化に伴う問題点について。

あのようなタイプの推理小説を映像化する際の最大のネックの一つはトリックの説得力のはずです。

つまり、『こんな上手くいくかいや』という視聴者のツッコミをいかにかわすか、ということ。

深夜枠ならともかく往年の影響力は衰えたとはいえ、今なおドラマの王様・月9であれば、それはなおさら重要な問題だったろうと思います。

推理小説に引っ掛けて言えば、その点へのアリバイ証明が必須となる訳です。

そこを飛び越えるのがあのバラエティー番組さながらの実験ロケになるかと思うのです。

つまり実際にやってみる、ということ。

ポーズとはいえ(まさか、本当の意味での実験ではないでしょう)推理ドラマであそこまで本格的な『実験』ロケをするという試みは恐らく初でしょう。

しかし『こんな上手くいくかいや』という視聴者の思惑通り実験は上手くいきません。

恐らく並みの脚本であれば、そこをうやむやに、力押しにしてすませるはずです。

しかし本作の脚本では『その試行錯誤を厭わぬ執念深さ』という犯人像を付加することで乗り切ります。

否。そこまで昇華させます。ストーリーに厚みが増した訳ですから。

このようなプロセスを本当に経たかどうかは実際わかりません。というか、違うでしょう。

ただ、もしこのプロセスがあの唐沢寿明の演技につながるのであれば、それは脚本家のプロの技だと思うし、素晴らしい創造力だと思います。それはやはり賞賛したいし今後の放送も期待したいと思います。


と、まあかなりちぐはぐな理屈で勘繰ってみましたが結局面白かったでいいと思うんですけどね。笑

そんな『ガリレオ』はフジ系にて、月曜9時から放送中です。

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2007年10月16日

探偵ガリレオ

に乗っかります。

今日からの月9が『探偵ガリレオ』のドラマ版だそうです。

見た人(うちの両親)の反応は『画面に釘付け』(メール原文ママ、なぜ俺にその報告をする?)だったそうなので面白かったのでしょう。

ええ、わたくし拝見しておりません。

ただ原作のファンだったので乗っかっとこうかと思います。

期間限定だし。マンガの感想ばっか書いてきたし。こうでもしないとやらないし。



さて、『探偵ガリレオ』であります。

作者は東野圭吾。去年『探偵ガリレオ』の続編『容疑者Xの献身』で直木賞を受賞した方です。

あ、いーや。今日は『容疑者Xの献身』の感想文書きます。『探偵ガリレオ』はまた後日。

というのも、僕とこのシリーズとの出会いは『容疑者Xの献身』からなのですね。

だから、こっちの方から始めたほうが自然な気がします。



んで、『容疑者Xの献身』ですが多分3時間程度で読みきったのではないでしょうか?

それくらい引き込まれたし話も非常にシンプルでした。

それは内容が空疎というわけでは勿論なくて、情報量がきっちり削ぎ落とされていたのが理由かと思います。

まさに必要十分な情報量。

理系小説かくありきという迫力を感じました。

恐らく『探偵ガリレオ』シリーズが理系小説と言われる所以はその題材以前に、エンジニア出身という異色の小説家・東野圭吾の論理的筆致による所が大きいのでしょう。

その論理的で冷静すぎるほど冷静な言語が生み出すのはまさに『数学の問題を解いてるあの感じ』です。

静謐でありながら、どこか急かされるあの高揚感は感じる者を虜にします。

その高揚感の最も忠実なる虜がニュートンでありデカルトでありユークリッドであり、そしてガリレオであるのかもしれません。

そして、この『探偵ガリレオ』シリーズの主人公・湯川もまたその一人。




帝都大学(東大がモデルなのでしょう)に助教授として籍を置く、この物理の天才は自らの知的好奇心に忠実で、かつ予断に基づく言動を自身に許さないので『偏屈』と呼ばれますが、どこか品を感じさせる紳士的な物腰はまさにホームズを源流とする伝統的でクラシックな探偵像を踏襲しております。

無論、明晰な頭脳もまた受け継がれてますが。

その明晰な推理力によって数々の事件を解決した彼が『容疑者Xの献身』で相対するは、同じく帝都大学の大学の同級生で、『天才』の名を欲しいままにしながら、高校教師という学問の前線とは言いがたい身分に身をやつさざるを得なかった男、石神であります。

この二人の推理合戦、そして天才同士しか持ち得ない奇妙なシンパシーは本作の見所の一つです。

加えてトリック。

その仕掛けが特別奇抜かと言うと実はそうではないように思います。
理系よろしくデジタルかというとそうではない。

むしろ極めてシンプルでアナログと言えるでしょう。

しかしシンプルゆえに凄まじく、アナログゆえに鬼気迫るものがあります。

トリックのエッセンスは愛情。

そこでは、まさに『容疑者Xの献身』が寂寥に、また穏やかに描かれます。

悲しいことに人は死んでおりますが。





ドラマでの放送があるので読むタイミングは各々の好みに分かれるでしょうが、個人的には放送前に一読されることを強くお勧めいたします。

『容疑者Xの献身』は文藝春秋より発売中です。

しかし






湯川=福山のキャスティングはたまげた。笑

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2007年10月13日

黒執事

を読んでます。

掲載は月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス)という雑誌のようです。

僕自身は初めて聞く雑誌。

このマンガとの出会いは本屋でチラッて表紙が目に入ったこと。

恐らく時間にして0.3秒程度。

そのシンプルなタイトルと妖艶なモノトーンの表紙は一瞬で脳裏に焼きつきました。

確か感想は『お』。

とかく足し算が多い昨今の風潮の中、『黒執事+モノトーン』という余計なものをばっさり削ぎ落とした方程式はなかなかに印象的でありました。

んで、マンガ喫茶で見かけたので読んでみたのです。

つくづく思います。本とは出会いであるな、と。




ま、ストーリーです。

時は19世紀後半。

イギリス郊外に広大な領地を有するは、独特の経営戦略で英国トップに躍り出た玩具・製菓メーカー『ファントム社』の社長にして、英国の名門貴族ファントムハイヴ伯爵家、当主…

シエル・ファントムハイヴ。







12歳。笑

この少年、見た目は少女のようだが、中身は黒い。

傲慢にして不遜。そして意地っ張りの黒当主。

そもそもファントムハイヴ伯爵家は『悪の貴族』としてイギリス暗黒社会に絶対的な影響力を持つ黒い家柄。

その強い影響力は彼の家が『女王の番犬』として英国裏社会の秩序維持に汚れ役として貢献してきたことに起因します。

つまり当時、帝国主義の雄として世界を席巻していた大英帝国の黒き業を背負った家としてファントムハイヴ伯爵家は描かれている訳です。

うーん…黒い。




その名門にして業深きファントムハイヴ伯爵家の業務一切を取り仕切るのが漆黒の燕尾服に身を包み、主シエルに忠誠を誓う執事。


名をセバスチャン・ミカエリスといいます。

この男、有能にて万能。最強にして最凶なのです。

当主シエルの繰り出す無理難題、そして使用人たち(彼らがまー無能なのです、わざとだろってくらい)が巻き起こすトラブルを顔色一つ変えず、粛々と解決していきます。

彼は周囲の畏怖の視線を、そしてなりより主シエルの『出来て当然』という信頼の眼差しを静かに受け流し、

そして、その悪魔的な笑みを湛えながら言うのです。

『ファントムハイヴ家の執事たる者これくらい出来なくてどうします?』

いやーシックで素敵なキメ台詞。

世の腐女子、卒倒でしょう。

教養、品格、武芸…執事として望まれる資質を全てを超水準で兼ね揃えるセバスチャン・ミカエリス。

自らを『あくまで執事』と規定する彼の正体とは?






これより先は作者、枢やな様の筆にお任せしましょう。

と、まあセバスチャンよろしくでしゃばらないで紹介してみたのですが…感想はやっぱり面白いに尽きます。

タイトルもキャラも世界観も凄く好き。

そして、設定の活きがとても良いのです。

例えばファントムハイヴ家当主シエルは隻眼の少年で日常、眼帯をしているのですが、これを外す時が即ちストーリーのハイライトでして。非常にカッコイイです。

キャラの外見の設定が単なるファッションではなくストーリーに直結しているというのは、もしかしたら良い作品の条件なのかも知れません。

そんな黒いマンガ『黒執事』は現在2巻まで発刊中です。


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2007年10月12日

ドラゴンクエストモンスターズ+

を読んでます。

ゲームボーイ版のゲームドラゴンクエストモンスターズ』のアナザーストーリーです。出版はもちろんスクエアエニックス。

ちなみに今日はネタも毒も吐きません。なぜなら心が洗われているいるから…(失笑求む)

そんな作品であります。

ゲーム『ドラゴンクエストモンスターズ』はプレイしてないのですが読んでみました。



『ドラゴンクエストモンスターズ』にて主人公テリーが英雄になった時から「12たびめの満月の夜」(一年後ということなのでしょうか?)。
別世界より『ドラゴンクエストモンスターズ』の世界に一人の少年が誘われることからストーリーは始まります。

少年の名はクリオ。勇者を目指す好奇心旺盛な男の子であります。

彼が行き着いた『ドラゴンクエストモンスターズ』の世界は謎の現象により少しずつ闇に覆われ始めていました。

そして、かつての英雄テリーは行方不明。人々は新たな救世主を求めておりました。

クリオはタイジュの国王にモンスターマスターとなり、世界を救うため英雄テリーの探索を依頼されます。

勇者を目指す少年は王の口車にまんまと乗せられ、勇者にくらべかっこ悪いと言っていたモンスターマスターの道を子供らしくも浮ついた気持ちで歩み始めるのですが…



このマンガのテーマは『成長』。

甘ったれた少年が少しずつ大人になっていく姿を限られたエピソード数ながら丁寧に描いていきます。


そして、このマンガの大きな見所。それは少年が旅先で出会う人々でしょう。

このキャスティングはまさに粋。

ドラクエファン必見です。(特に第10話扉絵)


さて、全巻読みまして『こいつ、やるやないけ』と東京生まれの俺に関西弁で言わしめた(何様だ、おまえ)

吉崎観音(女性?)というひと。

気になったので調べてみたら、あの『ケロロ軍曹』の原作者だそーな。

失礼しました。笑

『ケロロ軍曹』まだ読んでないけど、やっぱ面白いんでしょうか?

ちょいと興味わいとります。


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2007年10月11日

カジカ

を読んでます。もう(漫画含む)じゃねーな、しかし。

漫画以外の本もやります、そのうち。多分。ダイエットは明日から。

んで、『カジカ』です。作者はAKIRA TORIYAMAこと鳥山明。

ドラゴンボール』『Drスランプ アラレちゃん』の超ヒット作2本を残した大巨匠であります。

ただ、この『カジカ』。前の二作に比べて知名度は相当低いのではないでしょうか?

それもそのはず全12話、コミックス一巻で終わってる短期連載なのです。

僕も久しぶりに読みました。

しかし、なんなんでしょう。この鳥山明という人は。

同じような展開、同じようなバトル、同じような世界観。

ページをめくるごとに既視感の連続です。おんなじのばっか。




…なのに、面白い。笑

なんかワクワクするんですよ、この人の漫画。そして絵。

なんだろ、これ?…恋?

絵も超うめーし。意外とシビアだし。欲深いとバチ当たる話だし。

なんというか、鳥山ワールドの縮図みたいな漫画でした。

なんで連載続かなかったんだろ?

確かに『ドラゴンボール』程のエネルギーはないけど、あんなのや、あんなの載っけるくらいなら、この話続ければいいのに。

やっぱ編集者って馬鹿だなー…とか思って作者コメント読んだらビックリ。

『この頃(中略、以下…)仕事は…一人でやるようにしている。しんどいので…12回くらいが限界』




一人で描いたんだー…へー。





…おみそれしましたーorz笑

ちなみに僕はネット初心者。orzの使い方がイマイチわかってません。

使っちゃえー感覚で使いました。

鳥山先生も『一人で描いちゃえー』感覚だったんでしょうか?

そんな『カジカ』は集英社から発売中です。


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2007年10月10日

嘘喰い

を読んでます。ヤングジャンプ連載中だそうです。

最近流行りのトリック系、もっと言えば騙し合いのマンガです。

『DEATH NOTE』『クロサギ』『LIAR−GAME』…

次々とヒット作を生み続けるこのジャンルの次のヒット候補最右翼とされている。

…んだそうです。ふーん。

という訳で読んでみました。結果は…






意外に肉体派。笑

博打を通した騙し合いが展開されるのですが

前に挙げた3作品に比べると知能指数はやや低めの設定。

過去の作品で言えば『銀狼怪奇ファイル』くらい?誰も知らねーよ。

だけど、好きです。ちなみに『銀狼怪奇ファイル』も好きです。

この作品を知らないなんて…いや、全然もったいなくないですけど。

読むとしたら期待度4%でお読みください。


んで、『嘘喰い』の話。

何がいいって、古き良き時代のマンガを彷彿とさせる、あの単語。

もうお分かりですね?

そう。

『秘密結社』

古くは中世の商工ギルド、フリーメーソンまで遡れるのかどうかは知ったこっちゃありませんが

そんな(どんな?)魅惑の言葉『秘密結社』がこのマンガには息づいております。

大衆的な認知としては恐らくショッカーから始まった、このステキな組織名は今まで数々の作品の数多くの団体に枕言葉として付随してまいりました。

『秘密結社』レッドリボン軍(ドラゴンボール)

『秘密結社』バロック・ワークス(ワンピース)

『秘密結社』竜胆高校(WORST)

『秘密結社』CIA(出典不明)

『秘密結社』公安調査庁(出典不明)

『秘密結社』あの団体(出典不可)

などなど、秘密結社には長い伝統と絢爛たる文化があります。

そして、この『嘘喰い』により新たな秘密結社が世にもたらされます。

その名は…




引っ張ることもねーか、『倶楽部・賭郎』ってのが出てきます。

こいつらは博打対決の立会い人、さらには賭けの代償の取立てという胡散臭い仕事を441年という長きに渡り生業としてきた集団です。

古くは織田信長の首を取り立て、そして最近では○リエモンからも取り立てたそーな。

へー凄いっすね。

思わず相槌打っちゃうスケールのデカさ。

しかし秘密結社に胡散臭さはマストです。

そんな『倶楽部・賭郎』ですが、主人公はそこと浅からぬ因縁がありまして、次々と『倶楽部・賭郎』を介した博打対決に挑みます。

果たして、彼の狙いとは?

って話。多分。

肉体派ってのはこの『倶楽部・賭郎』が派遣する立会人。

前蹴り時の股の角度がほぼ水平。足の裏が天井向いとります。

この人らは取り立て人も兼ねるので強くないとやっていけないのだそうです。

どの位強いかというと世界トップ10に入るであろう中国拳法の使い手が立会い人『候補』というレベル。

…へ、へー凄いっすね。マジやべーっす。

頭脳戦あり、バトルあり、相槌あり、お色気いまのトコなしのエンターテイメント作品『嘘喰い』

暇つぶしにいかがでしょう?



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2007年10月09日

座敷女

を読んでます。秋の夜長にです。怖いっつの。

まさに都市伝説な感じ。

普通の学生に突如降りかかる『不幸』…

その『不幸』はコミュニケーションが取れない上に異常にタフ。

そして日常の死角から直滑降で襲い掛かります。

要するに主人公が頭のおかしい女につきまとわれる話なんですが

こんな言葉じゃ全然要せておりません。笑

言葉より深い所にある本能的な恐怖にそっと触れてくる、そんな作品です

作者は望月峯太郎、映画にもなった『ドラゴンヘッド』の作者です。確か。

鳥肌立ちたい人にオススメです。



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